「読書たくさんしたで賞」はいらん。すすんで読書する子にする方法。

こどもの通う小学校は、読書をたくさんする「だけ」で賞状くれるんよね。

 

 

え、何それ。なんで?

 

 

おばちゃん本好きやけど、

好きな時に好きな本読んで、

困った時に必要な本読めば、それでいいやん。って思う。

 

 

しかも賞状には

「あなたは たいへん よくがんばり すすんで たくさんの 本を よみました

 よって これを しょうします」

って書いてある!!

 

 

・・・ちょっと、やめてくれる?w

 

 

たしかにこどもは初めての賞状に、めっちゃよろこんで帰ってきたよ。

 

でもね、本人が読みたいから好きな本読んでただけなのに、

この賞状もらってから、読書に対する姿勢が変わった。

 

「また賞状が欲しい!」って、

冊数を増やそうとして、

明らかにうっすい本ばっかり読み始めてる。。。

 

数百冊とか読んでる子は、

こどものとも123を週末に20冊とかこなすらしい。

それってほんとに今の時期にだいじなことなんかな?

 

時間はかかるけど、自分の読みたい本や必要な本をじっくり読んだほうが絶対いいやん。

 

ほんま何を目的としてるんやろ、この賞状システム。。。

 

おばちゃんおせっかいやし、目的別に代替案を勝手にご提案するね!

 

 

 

読書の楽しさを教えたい!

思春期になったら山田詠美とか勝手に読みまくるやろw

え?だめ?

先生がたマジメすぎるんよ。もっとふざけて!

そしたらねぇ、

東京FMの「Panasonic melodious library」を聞くと、読んでみたいって思うかもね。

毎週1冊名作を取り上げてくれるんだけど、

人間椅子」の時とかは、「人間椅子クラブ」が選曲されてたり

なかなか尖ってて面白いのでおすすめ。

radikoでも聴けるよ。

でも読書好きは個人の趣味だもんなあ。

アニメの楽しさを教えたい!ってのと同じってことを

心に留めておいてほしいな。

 

 

進んで本を読んで欲しい!

困ったときが~チャンスです~

頭が良くなる ウォッホ!チャンスです~

これ知っとる?

こまったときに歌う歌よ。

 

何か困ったとき、おばちゃんは専門家に相談するんよね。

なんでも答えてくれるよ。

しかもマンツーマンで。

おばちゃん忘れっぽいけん、何回も聞くんやけど、

何回でも答えてくれるよ。

相談料はタダやったり、高くても3000円くらいやね。

本だもの。

 

子どもが困った時に、一緒に本屋さんか図書館に行くといいよね。

それで書店員さんか司書さんに

「こういうことで困ってて、何か良い本はありませんか?」って相談する。

で、よさげな本持って帰って、問題解決する。

これ何回か繰り返せば、「本にヒントあるかも」「本に相談しよ」って自分で行くようになるよね。

 

 

 

文章を読むスピードを上げるため!

たしかに速い方が諸々有利だけど、

別のトレーニングをしたほうが効率よく速くなるのでは?速読法とか?

 

今ならオーディオブックもあるし、Siriの読み上げ機能もあるし、

理解の深さとか、読んだ後のアウトプットでどれだけ個性出せるかが勝負なんやないかな?

 

人と違う感想や気づき、関連事項を教えてくれた子に賞状あげようよ。

 

 

 

知識量を増やすため!

知ってるか知らないかで、たしかに人生全然変わってくる。

そしたらもう、好きな本読みー

じゃなくて、人生に必要な知識や小技が詰まっとるこの本読みー

って、娯楽本と分けて必読図書にしたらいいんやないかな。

税金のしくみとか、リボ払い危険とか。笑

知識のエッセンスがぎゅっと詰まってるけど、本以外の学びなんていくらでもあるしね。動画のほうが分かりやすくて知識は増えるかもね。

 

 

読解力を上げるため!

「読み方」を教えないと読解力は上がらないよ!

読書好きなのに国語のテストでうまくいかない子がこの典型。

たくさん読ます前に出口先生の国語を読ませよう。

 

 

 

 

まとめ

趣味としての読書は楽しい!

だけど映画もアニメもスポーツもファッションも楽しい!

個人の趣味に貴賎はないんだから、読書が楽しくなくてもいい!

 

こまった時には本に相談だ!解決のヒントをきっと教えてくれる。

どの本がいいかわからない時は司書さんや書店員さんに紹介してもらおう。